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【楽しい】城山正の挑戦23【合宿】


[655]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2012/01/09(月) 00:53:44 ID:4m/KafPs
新平「よし。オレ達の役目は煮炊きが終わるまで、火を絶やさないことだ。料理は火力だ。火力こそ料理だ。わかるか?」
ゴニョ「なんとなく」
新平「よし。それじゃ早速実践だ。薪の準備からだ」

管理事務所から借りてきた鉈を構えてみせる新平。

赤松「斧とかでパカーンってやるんじゃないんスか?」
伊藤「婆さんが次々薪と動物っぽい薪と、動物を出してくるんだっけ?」
メロン「どこのバイト地獄(ヘル)の話だよ」
新平「マサカリは危ないんだよ。子供にはちょっと無理かな」
大場「確かにマサカリは危険だね。オレが野球筋を痛めたのもマサカリが原因だ。……やっぱすげえよ兆治は」

微妙に論点がずれている大場は置いておいて、新平が鉈での巻きの割り方をレクチャーする。

新平「こうやって刃を薪に当てて、鉈と薪を両方一緒に地面にぶつける」
ピボット「ふむふむ」

言われたとおりに鉈と薪をコツコツと数度振ると、徐々に刃が食い込んでいく。

新平「そこまで食い込んだら、鉈だけをしっかり持って地面に振って。叩き付けなくていいよ。鉈の重さで割れるから」

山森「よっ!ほっ!あっ♪」

パカンと乾いた音を立てて、薪は二つに割れ転がった。

新平「その調子。全部やらなくていいよ。細いのは最初の火力が弱いときにしか使わないから」

こうして料理の要である火力を得るべくファイアキープ隊は新平の指導の下、一心不乱に薪割りに取り組み始めたのだった。


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0ch BBS 2007-01-24