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【楽しい】城山正の挑戦23【合宿】


[724]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2012/01/17(火) 21:40:55 ID:7YVS+QRs
最後の秋津姫がくじを引き抜いた後、城山の手の中に残ったクジには【1】と書かれていた。

「ずるい!」「不正だ!」「やり直しを要求する!」「大人はいつもこうだ!」「どこまで腐ってるんだ!」

やいのやいのと声が上がる。掛け値なしにインチキはしていないのだが、誰も信じていないのは日頃の行いか。
尤も一番声を出し、周りを煽っているのは美津乃なので、子供達は面白がってやっているのかもしれない。

城山「ええい、うるさい。誰が割ったって一緒なんだ」
秋津姫「我が割るとただのスイカも仙桃のごとき美味なるものになるぞよ?」
城山「姫様。横から勝手なこと言わないでくれって。第一仙桃なんて食ったことないし、あるなら今度振舞ってくれ」
秋津姫「今年は天候不良でのう。仙桃も価格が高騰しておってな、おいそれと買うわけにもいかんのじゃ」
美津乃「神様の世界でも天候不良とか価格高騰とかあるんだ」
白瀬「世知辛いねぇ。神も仏も夢もキボーもあったもんじゃない。イヤ、神様目の前にいるけどさ」

そう話しながらも城山は一番手の座を譲らず、島崎の手で目隠しのタオルが巻かれ、

美津乃「そーれ、そーれ、それそれそれーっ♪」

と勢いよく回転させられていた。

城山「ををぅ。どっちが前だ?こっちか?」
「もっと右ー」「左左」「後ろ後ろ」「回って回って」

信憑性の怪しい指示が周りから飛び、それを頼りに砂浜をすり足で進んでいく。


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