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【楽しい】城山正の挑戦23【合宿】
[788]城山正 ◆2veE6wGXw2
:2012/01/27(金) 02:05:09 ID:tQr2hqjk
>>787
いっそのこと一発リタイアしてくれれば、ネタになったものを。
本日の分がようやく出来上がったので(って言っても1レスですが)投下します。
第2班 山森・井沢・赤松
井沢「……いかにも何か出そうって感じだよね。出るんだろうケドさ」
山森「……出るんだろうね。きっと。えーこちゃん、手、つないでいい?」
井沢「うん」
ピンク色のドアをくぐるなり吹き付けてきた風は生暖かいはずなのに、背筋には冷たいものがつたう。
女子同士固く手を繋ぎ、赤松の入る余地は残念ながらまるでない。
班分けされたときには瀬名・岡部と組になったピボットと共に羨望のまなざしややっかみを受けたもの、
いざフタを開けてみれば女子2人だけで仲良くして、まったくの蚊帳の外。
もっともそれぞれ学校も違う3人には同じサッカークラブ所属ということ以外に共通点はなく、
女子という共通項を持つ二人が仲良くなるのは必然だった。
しかし二人の息はそれ以上のものを感じさせるほどにあっていた。
飛来したコンニャクを互いをかばいあうように交差して受け止めあったり、赤松がお札を取った時に腕をつかもうと出てきた
河童の手を左右からがっちりつかんだり、怪しい井戸を華麗にスルーするといった具合に。
赤松「……なんか一人でびびってるとアホらしいな」
がっくりと肩を落として最後尾を歩く赤松だった。
しかし、その数秒後背後から追ってくる不気味な足音に、3人揃って諸手を挙げて逃げ出すことになるとは、
この時は思いもよらなかった。
第2班完走者 赤松 山森正美 井沢衛子
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0ch BBS 2007-01-24