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【楽しい】城山正の挑戦23【合宿】
[813]城山正 ◆2veE6wGXw2
:2012/07/01(日) 02:57:09 ID:???
思いがけない攻撃に我を忘れて遮二無二走った城山一行はチェックポイントであるところの祠へと辿り着いていた。
無我夢中だったわりには誰一人はぐれなかったのは僥倖といえるだろう。
城山「……フゥフゥ。なんだったんだ?今の」
新平「……さ、さぁ……。熱かったなぁ」
朝比奈「……ひぃひぃ」
息を切らし祠の手前で一旦足を止め、辺りの様子をうかがう。
光源は不明ながらぼんやりと闇の中に浮き上がる祠。そして鎮座ましましている御札。
城山「……絶対なんか出てくるよな」
新平「……出てこないほうがおかしいですよ」
あからさまに怪しい御札周りの雰囲気に誰一人手を出そうとしない。
城山「……朝比奈。行け」
朝比奈「い゛っ!?」
城山「突破だ突破。コレくらい突破できなくてSCのドリブラーを名乗ろうなんて100年速い!」
朝比奈「か、監督っ!?ちょ、ちょっと〜っ!!」
教え子の肩をつかんでぐいぐいと祠に押していく城山。
朝比奈も体重を後ろにかけて踏ん張ってはみるが、大人の力には敵わず御札の前まで押し出されてしまう。
城山「ホレ、ここまで来たら覚悟しろって」
朝比奈「…………」
観念した朝比奈は目をつぶり歯を食いしばって手を伸ばす。
その様子を背後から城山が、少し離れたところから新平が見守り、さらにそれを監視モニター越しに河童隊が見つめ、
タイミングを図っている。
みなの視線が集まる朝比奈の指先がお札に触れた、その刹那。
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0ch BBS 2007-01-24