【命知らずの】キャプテン霊夢15【ブロック稼業】

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[688]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ ：2011/11/21(月) 23:28:34 ID:h38lqExw
ワァアアアアアアアアアアアアアアアアア！！！！！

天狗Ａ「決まったー！後半１５分、ついに新生命蓮寺シーカーズの執念実る！
　　　　試合開始から完全に攻撃を抑え込まれてきましたが、キャプテン村紗のドリブルゴールによって
　　　　１点を返し、同点に追いついて見せました！さぁ、これで試合は面白くなってきました！
　　　　後半も残り半分、果たして決勝点を決めるのはどちらのチームか！」

「や、やりやがった！」「うおお、これは面白くなってきたぞ！」「後１点だ！こうなりゃ逆転しちまえ！」
「いや、ハンデ差を考えれば４－１なんだけどね……」「メルランちゃーん！ロングシュート見せてくれー！」

ここまで圧倒的な試合を演じて来たマリオとヨッシーＦＣが、この時間帯に同点に追いつかれた。
ハンデつきのゲームとは言え、この展開に観客も大いに盛り上がり、新生命蓮寺シーカーズの応援の声も増える。
圧倒的な強さを持つチームがいると、どうしてももう片方を応援したくなるのは人情と言うものだろう。

松山「ここでしっかり決めるのは流石にキャプテンと言った所だな。見事なゴールだった。
　　　たまたま守備が得意な選手二人の態勢がその前のシュートで整っていなかった、
　　　という幸運もあるが、それを踏まえてもこの１点は大きい。だが……」

翼「うん、その代わり、代償も大きいみたいだけどね」

松山と翼の視線の先には、先ほどよりも少しふらつきながら歩いている村紗の姿があった。
そう、村紗がドリブルを選んだのはただ単にシュートが余り得意、というだけじゃない。
前半、後半と動きに動いたことによって、それなりに自信があった筈の村紗の体力は、
既にかなり消耗していたのだ。……そしてそれは村紗だけではない。

村紗「（く、決められたのは良かったけど……これじゃ最後まで動けるか……）」

星「（同点になったのは非常に喜ばしい事ですが……喜んでばかりもいられませんね。
　　　抑え込まれていたのが逆に幸いしてまだ体力は残っていますが、
　　　それでも恐らく万全の状態で撃てるのは後一発が限度……）」

ぬえ「（うーん、流石に少し疲れて来たかも）」

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0ch BBS 2007-01-24