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【命知らずの】キャプテン霊夢15【ブロック稼業】


[754]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2011/11/23(水) 21:38:59 ID:Qp/rlhdU
天狗A「な、なんと星選手、霊夢選手と早苗選手を一気に突破!これはまたもチャンス到来です!
    今、マリオとヨッシーFCの守備陣は手薄……あ、あれ?ボール何処?」

途中から素に戻ってしまって天狗Aだが、それも仕方のないことだろう。
何故なら、ドリブルで抜いた筈の星の足元にボールが見当たらないのだから。

星「(ふふふ、これで一気にシュートに……あれ?ぼ、ボールは何処でしょうか?)」

霊夢「……えーと」

早苗「……ボール、こっちにありますよ」

星「……え?」

ナズーリン「(ご、ご主人……何もこの大事な局面で悪い癖を出さなくても……)」

ボールは霊夢と早苗の前に寂しそうに置かれていた。
……雨の降りしきるフィールドに、一瞬だけ静寂が訪れる。
ぺん、ぺんと雨が当たった音だけが響き、余計にそのボールの哀愁を誘う。

ワァアアアアアアアアアアアアア!!!????

天狗A「な、なんと星選手、一気に霊夢選手と早苗選手を抜き去ったと思いきや、
    ボールを忘れていました!これはこの終盤にして何と言う珍プレイ!」

「これはひどい」「だが、それがいい!」「こ、これが音に聞こえたうっかりか……!」

村紗「星ー!?ここでそれはないんじゃないー!?」

ぬえ「……ないわー」

星「ち、違います!これは、その、あ、雨が降っているからです!」


0ch BBS 2007-01-24