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【魔王の足音】幻想のポイズン55【天才の意地】


[310]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/11/18(金) 01:24:30 ID:???
ディアス「(なんでだ……どうしてだ……俺は……俺は……。 俺は、ファン=ディアスだぞ!!)」
ヒューイ「ぎゅぎゅーんタックルだ〜!!」
ディアス「ぐおっ!?」
パスカル「ディアス……!(駄目だ……もう……もう、脚が痙攣しちまってる!)」

その後もアルゼンチンは――ファン=ディアスは攻勢を仕掛けた。
彼は自分が天才であると認識していたし、大層な自信家でもあったし、事実、類稀な才能を持った選手だった。
そして、それゆえに自分がチームの中で与えられた責任と役割というものにも理解をしていた。
天才でありエースでありキャプテンである彼は、最後まで勝利を諦める事を許されない状況にあったのだ。
否、自分ならば、5点差程度すぐに返せるとも、彼は間違いなく信じていた。
だが、それを幻想郷Jrユースの精鋭と、彼の体力は許さなかった。
皮肉な事に、彼のドリブルの精度は時間を経て、プレイを増すたびにどんどんと錆びついて行ったのである。

静葉「……それっ、お空ちゃん!」
お空「うにゅう! もいっぱついっくよー! みんなみんな、フュージョンしちゃえええええええええっ!!」
ガルバン「ぐばあああああああああああああああああああああっ!?」

後半13分、またもディアスの攻撃が失敗し、カウンターを受けたアルゼンチンはお空のペタフレアを受け6点目を献上した。

パスカル「(こうなったら俺が運ぶしかない! ゴールまで、ゴールが見えたら、ディアスに渡して……! ディアスに……!)」
妹紅「うおおおおおおおおおおおっ、体も心も燃えてきた! そりゃあっ!!」
パスカル「うぎゃあっ!?」
永琳「(これは参った……どうしようもない……。 勝率0%……どうやっても勝ちが見えてこない……)」

後半20分、パスカル、永琳が上がった所を妹紅がボールを奪い、
これを中盤で受けた反町がもはや体力も無く動きに精彩を欠くディアスを抜き去り。
そのまま豪快にオータムドライブをぶっぱなし7点目。これで反町はこの試合、イタリアに続きハットトリックを遂げた事となる。


0ch BBS 2007-01-24