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【魔王の足音】幻想のポイズン55【天才の意地】


[352]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/11/19(土) 01:49:49 ID:???
筋骨隆々の少年「ジョアンコーチー、アルゼンチンが負けちゃいましたよ〜?」
ジョアン「ファンタジスタ1人……否、2人いるだけでは、チーム戦術には勝てない、といういい見本だ。
     サッカーとは11人の駒がそれぞれ機能をして初めて勝てるスポーツだ。 さながらオーケストラのようにな」
筋骨隆々の少年「オーケストラをォ……僕はァ……見た事が、なァいッ!!!!」
ジョアン「………………」

そして、観客席ではようやくディアスへのブーイングが収まり始め……。
そんな中でこの試合を見守っていた2人組の男たちが、今日の試合について語り合っていた。
1人はかつてサンパウロFCの監督を務めた事もある名将、ジョアン。
とある事情から監督業を引退したが、しかし、ある時を境にもう一度サッカー界へと身を投じ。
世界各国から光る原石を招集しては指導を続けている男である。
そのジョアンの横に立つ少年は、反町らと同年代でありながら既に身長190cmは越えようかという巨漢であった。
西ドイツのデューター=ミューラーには負けるものの、一際でかいその体と鍛え抜かれた肉体は、正に圧巻の一言である。


0ch BBS 2007-01-24