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【魔王の足音】幻想のポイズン55【天才の意地】


[380]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/11/20(日) 00:43:25 ID:???
思わず硬直をした輝夜はその場で立ち止まってしまい、玄関前で一同は立ち往生をしてしまう。
これに対して文句を言おうとする者たちがいる中、それよりも先に宿舎内部からは元気な声が漏れた。
日頃世話をしてくれる者たちを除けば、誰もいない筈の宿舎から聞こえてきたその声を聴き、一同は一斉にそちらに視線を向ける。
……そこには5人の少女が、玄関ロビーのソファにそれぞれ腰掛け、反町らの事を見つめていた。

霊夢「ほら、やっぱ私が言った通り一旦戻ってきたでしょ。 スタジアム向かってたら行き違いになってたじゃない」

稀代のサッカーの天才。何者にも縛られず何者も縛らない博麗の巫女――博麗霊夢。


妖夢「相変わらず霊夢の勘は当たりますねぇ……。 私はてっきりそのままスタジアムで続けて試合を観戦するかと思ってましたよ」

半人半霊の俊足シューター。秘めたる才能はあるが枠に嵌めすぎて真価を発揮出来ない半人前――魂魄妖夢。


0ch BBS 2007-01-24