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【魔王の足音】幻想のポイズン55【天才の意地】


[400]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/11/21(月) 01:16:22 ID:???
しばらくは誰もが口を開けず、唖然と少女たちを見つめていた。
霧雨魔理沙が緊急を要する容態となってから幻想郷に帰還をしていた彼女たち。
その彼女たちが復活をするという事こそある程度は予期していた者もいるが。
よもやこれほどまでに早く回復をし、戻ってくるとは誰も考えてはいなかったのだ。

だが、無言の時間が過ぎ、頭が平静になった頃、ようやく感情をあらわにした者もいる。

にとり「魔理沙! もう大丈夫なんだね!! 怪我とか治ったんだね!!」
魔理沙「おうにとり、見ての通りピンピンだぜ。 いらん心配かけたな」
にとり「よかったよぉ……本当に無事でよかった……」
妹紅「顔色も良さそうだね! うんうん、健康が一番だ!」
魔理沙「……お前が言うとなんか別の意味に聞こえるな。 健康が一番ってのは」

人間を盟友と慕い、特に霧雨魔理沙によく懐いている河城にとり。
そして、根本的に嫌いな人間というものがおらず良い事を素直に受け止められる藤原妹紅の2人である。
今にも泣きださんばかりに安堵をした様子でにとりが呟くと、魔理沙はニカと笑みを見せながらガッツポーズを取り。
それとほぼ同時に他の者たちの時も動き出す。

美鈴「咲夜さん、お帰りなさい! ……っていうのも変ですね、ここ、外の世界ですし」
咲夜「まあ今はここが家のようなものだから、間違ってもいないでしょう」
パチュリー「……紅魔館に変わりは無かったかしら?」
咲夜「はい。 小悪魔がしっかりと留守を守っていました。 白黒鼠もおりませんので、図書館も無事です。
   ……ただ、奇妙な妖怪が小悪魔と共にサッカーをしておりましたが」
パチュリー「……特に害が無いのなら放っておいても問題ないでしょう」

霊夢「ねむぃ……」
レティ「いつ戻ってきたの、霊夢? アルゼンチン戦に来てくれればもっと点を取れたのに」
うどんげ「(あれ以上点を取ってたら、なんかいろいろと大問題な気がするなぁ……)」
霊夢「ついさっきよ。 昨日、遅くまで起きてたから、寝て起きたらもうお昼近くてね。
   で、紫がようやく顔見せたからこっちにすぐに送ってもらったってわけ。 どっちにしろ、試合が終わった後だったわ」


0ch BBS 2007-01-24