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【魔王の足音】幻想のポイズン55【天才の意地】


[430]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/11/22(火) 22:50:25 ID:???
>★来いよJOKER! かかってこい!→ ハート7 =魔理沙「……………」 魔理沙さんが一歩前に進み出た!★
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ザッ

魔理沙「…………」
リグル「! ひ、ひえぇ……」
チルノ「おっ、なんだ、やるかー!?」
ヒューイ「(ああやばい。 人間の後ろに隠れとこ……)」

その沈黙を破ったのは、魔理沙が一歩前に足を踏み出した音だった。
これを聞いた瞬間、リグルはひえぇと思わず情けない声を出しながら魔理沙と対照的に一歩後退。
逆にチルノは前のめりになりながら鼻息荒く腕まくりし……ヒューイはそそくさと避難をした。
彼女らは、彼女らが魔理沙らの加入に反対をした事により魔理沙が怒り、皆纏めて消し炭にするのかと思ったのである。
己を最強だと信じて疑わないチルノはともかく、サッカーならばいざ知らず実際の弾幕ごっこにはそんなに自信の無いリグル。
そして、同じく弾幕ごっこではただのザコ妖精と変わりないヒューイは身を縮こまらせて怯え竦むのだが……。

スッ ペコリ

魔理沙「………………」
リグル「あれ?」
チルノ「ん?」
ヒューイ「???」

何故か魔理沙は彼女らの予想と反し、被っていた帽子を外すと小さく頭を下げ……その口を動かした。


0ch BBS 2007-01-24