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【魔王の足音】幻想のポイズン55【天才の意地】


[433]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/11/22(火) 22:53:31 ID:???
リグル「(……なんかよくわからないけど、白黒が私に頭下げた!
     よしよし、つまりアレだ! ……白黒もようやく私の凄さがわかってきたって事だね!)」
チルノ「(ふふん、やっぱりあたいってばさいきょーね!)」

そう、彼女らは魔理沙が「頭を下げた」という行為に強く反応し、いい気になっていた。
あの気が強く、絶対に頭を下げる事など無いだろうと思われた魔理沙が、「自分たちに頭を下げた」という事実に気を良くしていたのだ。
無論、その後の魔理沙の言葉も彼女たちは聞いていたが、そもそも彼女たちは魔理沙たちが離脱をした事を迷惑とも思っていなかったので。
「何言ってんだこいつ?」レベルで話を流してしまっていたのである。
結果、彼女たちに強く残ったこの件の印象は、魔理沙が頭を下げたというそれだけ。

リグルはこれを魔理沙がようやく自分の凄さ、エースとしての強さに気づき今まで馬鹿にしていた事を謝ったんだろうと解釈したし。
チルノもまたそれと似たような事を考えていた。
……無論、魔理沙も彼女らの事を認めてこそいるものの、先ほどの謝罪はそんな意図など無かったのだが。
とにもかくにも、彼女たちはそう解釈してしまったのだった。

反町「(……意外だ。 てっきりリグルあたりに掴みかかるかと思ったんだけどな……。
    何か企んでたりするんだろうか?
    日向も裏でいろいろあくどい事してたし、ああいうタイプだからって裏工作をしないってわけじゃないんだし……)」

そして、反町はといえば魔理沙の謝罪に何か裏があるのではないだろうかと考えつつ……。
とりあえずは、丸く収まって良かった……と考えていた。
反町と魔理沙、お互いの性格上、裏なんて殆ど無いというのに何か裏がありそうだと考える辺りがやはり水と油のような性質の違いである。


0ch BBS 2007-01-24