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【魔王の足音】幻想のポイズン55【天才の意地】


[511]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/11/25(金) 00:11:10 ID:???
観客たちの多くは、やはり地元であるフランスのサポーターたち。
ナポレオンという絶対的なストライカーを欠いたといえど、それでも前の試合での大勝が脳裏にこびり付いているのか。
今日もまた勝ってくれる筈だと誰もが信じて歓声を上げ、フランスメンバーを応援する。

若林「(さとり……昨日の試合では無失点で切り抜けたと聞いたが……)」
岬「(出来る事ならフランスに勝ち上がってきてほしいんだけどなぁ……幻想郷が1位抜けはほぼ確定だし。
   そうなれば僕たちが西ドイツとの試合で勝てば、決勝トーナメント1戦目で全日本とフランスが当たる。
   ピエールと交流をして今後に生かす為にも、なんとしてもフランスには頑張ってもらわなきゃね♪)」
三杉「日向、ウルグアイの星熊勇儀という選手はよく見ておいた方がいいよ」
日向「あ? あのやたらデカい女か」
三杉「……彼女は限定的な条件の中でだけとはいえ、とてつもない威力のシュートを放つストライカーだ。
   その威力は……間違いなく、シュナイダーのファイヤーショットよりも上……。
   純粋な威力だけならば、反町のオータムドライブも超えているかもしれない」
森崎「へっ、ならその限定的な条件ってのを満たせないようにすりゃいいだけだろうが」
三杉「その通りだ。 だから、この試合で果たして彼女がそのシュートを見せてくれるのかどうか……それが問題となるね」


0ch BBS 2007-01-24