※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【魔王の足音】幻想のポイズン55【天才の意地】


[527]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/11/25(金) 01:25:19 ID:???
そして、文は迷う事なくこのボールを中央の勇儀へと折り返した。
これに向けて飛び上がったのは、ウルグアイのストライカー、星熊勇儀である。
まだまるで本気を出しておらず、その右手に赤い杯を持ったまま自慢の角を振りかぶってヘディングに向かう勇儀。
対するはフランスのCB、クリアーに定評のあるベルジェル、ブロックに定評のあるブラボー。

ベルジェル「俺もキャラを立てたいぜ、うおおおおおおおおおおおおおおお!!」
ブラボー「シルバースキンッ!!」

勇儀「小童たちは、どいてなァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」

ドガガガガガガガガガアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ベルジェル「ぐぎゃああああああああっ!?」
ブラボー「おお……おお……ブラボー……」
こいし「ああっ、ベルちゃん、キャプテン!」

勇儀の放ったヘディングシュート――大江山嵐は、見事にベルジェルとブラボーを弾き飛ばした。
本気を出していなくてもそれだけの力が出せるのは、流石は力の勇儀といったところ。
早くもウルグアイの先取点になるかと思われたが……。

ダッ ギュンッ! バシィィィィイイイイイイイッ!!

さとり「そう簡単にゴールは許しませんよ」
勇儀「……へぇ、ま、それくらいはしてもらわんとね」

しかし、このシュートはGKであるさとりがガッチリとその両腕でつかみ、全身で抑え込みキャッチングをした。
PA内でのヘディングシュートは、彼女の心を読む能力が最大限発揮できるシュート。
予め読んでいたコースに素早く移動しキャッチをしたさとりは、無表情で勇儀を睨み。
勇儀はそれを受けてなんとも楽しげに笑みを浮かべるのだった。


0ch BBS 2007-01-24