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【魔王の足音】幻想のポイズン55【天才の意地】


[54]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/11/12(土) 23:18:48 ID:???
>C.「右だ、右の静葉さんに渡すんだ!」 静葉にパスさせる
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静葉「え゛っ!?」
穣子「オッケー! それっ、姉さん!」

反町の指示を受け、穣子は素直に右の静葉へとパスを出した。
それは純粋に穣子が反町の指示に間違いはないだろうという思いからの行動である。
だが、パスを出された静葉は大いに狼狽をした。
ここで一旦静葉に渡すのは、少なくとも静葉の考えでは悪手に他ならなかったからである。

パシッ

静葉「(私を信頼してくれるのは嬉しい……それだけ頼られるのもいい気持ちだわ……だけど……)」
永琳「………………」
静葉「(わ、私はまだ下がり目の位置なのよ……一樹君?)」

ヤマメの弾いたボールをフォローする為にと本来のポジションから大きく下がった位置にいた静葉。
彼女は未だに下がり目の位置におり、当然、そこはアルゼンチンのCMF――八意永琳が守備に向かえる範囲だった。

ジョン「これは幻想郷、再び静葉選手のパスを起点として攻撃に移るようですが……。
    しかし、アルゼンチン、これは前目で守ろうと永琳選手が素早くチェックに向かいます!」

穣子「(ありゃ……? 何も考えないでパスしたけど、ちょっとこれまずい?)」
静葉「(……泣き言は言ってられないわね。 とにかく、パスを通すしかないわ!)」
永琳「(ここで奪い返せれば……!)」


0ch BBS 2007-01-24