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【魔王の足音】幻想のポイズン55【天才の意地】


[552]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/11/25(金) 20:20:11 ID:???
ドゴールはタックルに秀で、ブラボーはブロックに長け、ベルジェルは空中戦に強い。
ならばあのルストというCBはパスカットに特化をした選手なのかと穣子は考え……そして、それは否定をされた。
確かに霊夢や咲夜の言うように、パスカットが上手いだけの選手がCBをする意味はあまり無い。
それならばまだ、こいしと共にダブルボランチをしていた方が説得力はある。
では、ルストは一体どのようなタイプの選手なのか――答えはすぐに出た。

こいし「うひゃっ」
ビクトリーノ「そう何度も何度も止まるかよ! このまま一気に……」
ドゴール「フンガーッ!!」
ルスト「こいつを食らいやがれ! 光子力タックル!!」
ビクトリーノ「ぐえぇーっ!!」

ルストは何度目かのドリブルでこいしを抜き去ったビクトリーノを、ドゴールと共に鋭いタックルで止め。

勇儀「どけっ、小童ども!」
ベルジェル「キャラは立ってないけれどどけと言われてどくもんかー!」
ルスト「空を飛べるようになった俺は無敵だぜ! スクランダークリアー!!」
勇儀「むおっ!?」

文のセンタリングをトラップしようとした勇儀にベルジェルと共に向かい、大きくクリアーに成功。

ビクトリーノ「こうなったら俺のパンサーファングで……」
ブラボー「そうはさせんッ! シルバースキ……」
ルスト「へへん、ここは俺に任せておきな! いくぜぇっ! ブレストブロックだァァァッ!!」

ビクトリーノのミドルシュートを、胸を前に押し出したブロックで防ぎ切ったのだった。


0ch BBS 2007-01-24