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【魔王の足音】幻想のポイズン55【天才の意地】
[554]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2011/11/25(金) 20:23:39 ID:???
とにもかくにも、こうしてフランスの守備は安定をしていた。
元々中盤の守備力はピエールとこいしの両者がいる為に高く、最終ラインもほぼ鉄壁と言って差し支えないレベル。
これではボール運びの手段がサイドハーフの文の突破力と中央のビクトリーノの突破力頼みのウルグアイでは苦戦は必至である。
ビクトリーノ「(ちっくしょう、まるで幻想郷とやりあってるみたいだぜ……。
どこを攻めても何かしら得意な奴がいやがる……こりゃ正攻法じゃ攻められねぇな)」
ではフランスの攻撃陣はどうだったか……と言われれば、こちらもまた攻撃に幾度と失敗を重ねていた。
ボッシ「ネ、ネオサーブルノワールだ!」
萃香「その程度のシュートが私に通用するかァッ! そりゃあ!」
シュート数こそウルグアイを上回るものの、その肝心のシューターがナポレオンより劣るストライカーのボッシ。
これでは萃香とカノーバが守るゴールを射抜くのは難しく。それならばピエールが攻撃参加をしたらどうかと言われれば……。
ピエール「はァッ!!」
萃香「なんだいこりゃ! 出直してきな!!」
ピエールのシュートでも萃香のブロックを突き崩せない。
軽いドライブ回転をかけてゴールキーパーの手元で落ちるスライダーシュートもDFのブロックには無力。
当然ながらゴールネットを揺らせる筈もないのだった。
ボッシ「(駄目だよ……やっぱりナポレオンがいなきゃ……)」
ピエール「(このままでは引き分け……いや、最悪負けてしまう……。 なんとか1点を取らなければならないのだが……どうすれば……)」
こうして時間は流れてゆき、やがて前半戦は終了した。
結局、フランスは当初の目標だった前半で点を奪うというものを達成出来なかったのである。
後半戦からゴールマウスに立つ伊吹萃香を相手にして、ゴールを奪う事は前半以上に難しい。
ナポレオン「(頼む……勝ってくれ、皆……!)」
悲壮感溢れるナポレオンの祈りに、サッカーの神は答えてくれるのだろうか。
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0ch BBS 2007-01-24