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【魔王の足音】幻想のポイズン55【天才の意地】


[585]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/11/26(土) 02:15:45 ID:???
ピエール「……だが、あえて苦言を言うなら、シュートに失敗をしたからといってあんなに茫然と立ち尽くすな。
     今回はそれがいい方向に転がったが……あんな事が今後続くようでは話にならないぞ」
ボッシ「……ごめん、気を付けるよ」
こいし「まあまあ、堅い事はなしなし。 ボーちゃん、ナイスシュート! これで後は守り切れば私たちの勝ちだよ!
    それとも、またボーちゃんが1点決めて2点差にしちゃう?」
ルスト「そいつぁいいや! 2点差になれば明日の幻想郷戦の結果如何で1位突破も見えてくるぜ!」

0−0の時はまだ勝ちは見えてこなかった……だが、1−0になってようやくフランスにも勝ちが見えてきた。
試合の残り時間はあと30分程度……その間逃げ切る、或いは点差を突き離せば、勝利。
フランスJrユースメンバーの胸に、希望が灯りはじめていた。

ナポレオン「へっ……ま、あれくらい決めてくれなきゃ困るわな」

観客席では、ナポレオンがこの光景を見て鼻で笑いながら軽口をたたいていた。
……先ほどまで懸命に声を張り上げてフィールドの仲間たちを応援していた姿がまるで嘘のような光景に。
周囲の観客たちはひそひそと二重人格者じゃないかと噂をしていた。


0ch BBS 2007-01-24