※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【魔王の足音】幻想のポイズン55【天才の意地】


[653]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/11/28(月) 02:31:32 ID:???
ビクトリーノ「(……試してみる価値はあるか! どうせこのまま手を拱いていたら時間切れなんだ!)アヤ!!」
文「(あのサイン……もう一度勇儀様へのパス、ですか。 ……仕方ありませんねぇ!)勇儀様、お願いします!」

パシュッ!!

策を思いついてからのビクトリーノの行動は早かった。
まず彼はボールを持つ文に、再度勇儀にボールを渡すようにサインを送る。
これを受けた文は、またボールが取られるだけだろうと思いながらも指示には逆らわず勇儀へとパス。
このボールは勇儀に通り、その豊満な胸でワントラップをした勇儀はボールをキープしようとするが……。

ドゴール「ふんがあああああああああああああああっ!!!」
勇儀「ぐあああっ!?」
こいし「ドゴちゃんのタックルは無敵だよ〜! 鬼なんかが抜けるもんかぁ!」

しかし、これは当然のようにドゴールの力任せの豪快なスライディングタックルで奪われた。
その驚異的なパワーは勇儀すらも吹き飛ばし、ボールを持ったドゴールは素早くクリアーをしようとするのだが……。

シュンッ

ビクトリーノ「やらせねぇよ!?」
ドゴール「むがっ……!?」
ビクトリーノ「おらっ、貰ったァ!!」

バシィッ!!

なんと逆側のFWである筈のビクトリーノが、このドゴールのクリアーボールを素早くカットする。
元々特化型で集まったフランスJrユースは、得意な分野とそうでない分野ではっきりと分かれている。
ドゴールもまたその例に違わず、タックル以外の能力は水準以下。
そのドゴールのクリアーを、FWであるビクトリーノがカット出来たのは何ら不思議な事ではなかった。


0ch BBS 2007-01-24