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【魔王の足音】幻想のポイズン55【天才の意地】
[659]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2011/11/28(月) 02:38:28 ID:???
ヒュンッ!!
ブラボー「シルバースキンッ!!」
ベルジェル「く、くそーっ!! キャラは立ってないけど、こんな所で失点してたまるかーっ!!」
勇儀が吼えると同時、遅れてブラボーとベルジェルはシュートコースを防ぎに向かった。
こいしとドゴールに勇儀を任せきりにしていた為にフォローが遅くなった彼らは、勇儀をフリーにさせてしまった。
その落とし前をつけるべく、なんとかブロックをしようとした。
バギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!
ブラボー「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!?」
ベルジェル「うぎゃあああああああああああああああああああああああああああああっ!?」
その思いは届かず、2人はまるで為すすべなく吹き飛ばされた。
ブロックに定評のあるブラボーですら何も出来ないまま、弾き飛ばされた。
そして、恐ろしい事に、どれだけ気合を入れてブロックに飛んでも……そのシュートの威力は少しも損なわれていなかった。
間違いなく今大会最高峰のストライカーである反町一樹の、オータムドライブ。
そのオータムドライブと、そのシュート自体の威力は然程差は無い。
だが、鬼の本気の力。
その鬼の力を最大限まで引き出せる、フリー状態から撃ったという事実。
2つの条件が重なり合い、距離という枷もなくなったそれは――。
もはやシュートという名の暴力だった。
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0ch BBS 2007-01-24