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【魔王の足音】幻想のポイズン55【天才の意地】
[662]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2011/11/28(月) 02:41:54 ID:???
若林「(……確かに、どうやっても入ったようにしか見えん。
あの位置から、全力のシュートを、フリーで撃たれれば……誰でもそう思うだろう)」
1人は失意の中から立ち上がり、古明地さとりと共に特訓を繰り返した男――若林源三。
腕組みをしながら、彼はこのシュートは入らない、と考えた。
お空「(さとり様なら止めてくれる……! さとり様なら……!!)」
1人は古明地さとりを主とする地獄鴉、霊烏路空。
彼女はさとりの力を信じていた……さとりなら負けないと強く信じていた。
彼の、彼女の視線は、フィールドのただ1点――勇儀の足元に注がれていた。
若林「(しかしそこは――!)」
お空「(だってそこは――!)」
若林・お空「( ペ ナ ル テ ィ エ リ ア の "中" だ ! ! )」
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0ch BBS 2007-01-24