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【魔王の足音】幻想のポイズン55【天才の意地】


[672]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/11/28(月) 23:07:45 ID:???
それを変えてくれたのは、自分を信じてくれている妹の古明地こいし。
弱いながらも懸命に勝とうと努力を続けていたフランスの選手達。
そして、自分と同じ境遇にいたというのにすぐさま立ち直った意地の塊のような全日本GK――若林源三。

それらと出会い、影響を受け……古明地さとりは生まれ変わった。
もう二度とPA内のシュートを許さないようにと、パワーシュートにも耐えられる肉体を手に入れた。
ミドルシュートを撃たれても防げるようにと、度重なる練習を続けた。

さとり「私にも一勢力――地霊殿の主としての誇りがある。 もう二度と……無様に負ける気は、ありません!」
勇儀「………………」

吼えるさとりに、その様子を見た後、くるりと踵を返して守備に戻り始める勇儀。
こうしてこの試合の星熊勇儀と古明地さとり……同じ地底に居を構える派遣選手同士の争いは終わった。


その後、試合はフランス優勢で終始した。
勇儀のシュートが阻まれる所を見たウルグアイの士気は目に見えて下がり、逆にフランスは勢いを増して果敢に攻めた。
ここで2点差に出来れば、更に勝利は確実となると、意気揚々と攻め立てた。

ボッシ「もう1点……取るんだッ!!」
萃香「もうゴールは許さん! 絶対にだ!!」

その攻撃は須らく伊吹萃香によって阻まれ続けた。
1失点を喫したとはいえ、やはり伊吹萃香も鉄壁を誇るゴールキーパーである。
そうそう容易くゴールを割る事は出来ない。


0ch BBS 2007-01-24