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【魔王の足音】幻想のポイズン55【天才の意地】


[779]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/12/01(木) 01:22:48 ID:???
〜 全日本Jrユース 宿舎 〜

反町たちが明日のフランス戦に備え、戦術を練っていた頃。
一方で全日本Jrユースの宿舎では、チームを引っ張る主軸選手達が明日の西ドイツ戦に向け夜間練習を行っていた。
勿論、監督である見上の許可は取り付けており……皆が無茶をしないかコーチの面々も付き添っている。

翼「衣玖さん、センタリングを! 今度は低いボールで!」
衣玖「かしこまりました! それでは…… F E V E R ! ! 」

バシュウッ! タッタッタッタッ バッ! グルッ!

翼「いくぞ森崎ィッ! だあああああああああああああああああああああっ!!」

バシィィイイイイッ!! ギュルルルルルォオオオオオオオオオオオオンッ!!

森崎「! ちょこざいな真似しやがって……そんな小細工が俺に……通用してたまるかよォッ!!」

ギュバッ……バチッ!

森崎「(ちっ、受け止めきれねぇ……!)」
翼「くっ……(これでもまだ入らないか……!)」

ゴール前で攻防をするのは、全日本が誇る絶対的な守護神森崎有三と全日本のエース大空翼。
この日の練習で大空翼は、かねてより開発を続けていた新シュートを遂に完成させていた。
しかし、悲しいかなそのシュートは森崎有三が守るゴールを射抜く事は出来ない。
翼の名誉の為に言えば、そのシュートは決して威力は低くない……それどころか、大会でも屈指のものだった。
だが、それ以上に森崎有三が鉄壁であったと言うしかなかった。

藍「……やはり森崎君は今大会でも他の追随を許さない程に優れたキーパーだ。 難点は一対一の脆弱さとスタミナ不足だが……」
三杉「……そこは僕たちが一対一にさせない、ミドルを撃たせない方向で動くしかない。
   (それにしても翼君は……言動こそおかしくなったが、やはりあの天賦の才は素晴らしいと言うしかないな。
    幻想郷で力をつけてきた分翼君に勝ったと思っていたが……ことシュートに関しては彼に劣る。 もともとがFWだった為か?)」


0ch BBS 2007-01-24