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【魔王の足音】幻想のポイズン55【天才の意地】


[781]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/12/01(木) 01:25:05 ID:???
相変わらず妙な口調で話しかけてくる横の天子の戯言を、日向はこの時ばかりは一応聞いた。
この苛々をボールにぶつければ、幾らかはすっきりするだろうと思ったからだ。

森崎「(ふん、今更ネオタイガー程度怖くもねぇよ)」
日向「(イラつかせる……!)」

ダッ

翼「(日向君も凄いストライカーではあるけど……リグルには劣るんだよなぁ……。 比較対象がリグルじゃ仕方ない事だけど……)」
日向「(イラつかせる……!!)」

ダダッ

三杉「(……反町を超えるか、超えないか。 ……タイムリミットは近い。 ここが正念場だ、日向)」
日向「(どいつもこいつも上から目線で……イラつかせやがる……!!!)」

ダダダダッ!!

グワァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

日向は置かれたボール目掛けて突進し、いつものように右足を振り上げた。
お得意のネオタイガーショットを、ゴールではなく森崎有三目掛けて打ち込む為に。
それはこれまでの練習では決定率僅か2割であり、多くはキャッチか弾かれる結果に終わっていた。
もしもそうなればより一層苛々が募る事はわかりきっていたが、それでも日向は目の前のストレス発散を追った。

日向「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお…………」

ブゥンッ!! ガギッ……!!

日向「!?!?!?!?!?!?」
藍「なっ……!? い、いけない……!」
三杉「思い切り足を……! ……!?」


0ch BBS 2007-01-24