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【魔王の足音】幻想のポイズン55【天才の意地】


[953]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/12/04(日) 18:12:35 ID:???
魔界Jrユースは中盤、前線の攻撃力は申し分なく、その攻撃力は大会でも屈指と言えた。
反面、守備は脆弱だった。脆弱過ぎた。
命蓮寺ナムサンズのDFをそのまま起用する方がまだマシという守備陣に、キーパーとしての力量は決して高いとは言えない夢子。
彼女たちに反町、魔理沙、リグルの攻撃を阻めと言う方が無理難題であろう。
結果、スコアは6−3……ダブルスコアをつけての勝利となった。

決勝へと上がった幻想郷は、いよいよ全日本Jrユースと対決をする事となる。
何をまかり間違ったのかリグルをエースと勘違いしてしまった大空翼。
この日の為に新たなシュートを開発し、反町に挑んできた日向小次郎。
そして、鉄壁を誇る全日本の――東洋の守護神、森崎有三。
これまで以上に強い……間違いなく最強の敵を相手に、幻想郷は一歩も引かなかった。

中盤での争いは、ほぼ五分。
優れたゲームメイカーである博麗霊夢と大空翼の実力はほぼ拮抗しており。
脇を固める他の中盤メンバーの実力も白昼をしていた。

守備陣で言えば、全日本がやや優勢であったと言える。
早田・次籐・中里という不動のメンバーは正に鉄壁であり、些か実力不足が目立つ幻想郷はそれらに比較し見劣りをしていた。

だが、それを超えるだけの攻撃力が幻想郷にはあった。
反町、魔理沙、リグルという圧倒的な火力と実力を有する3者は幾度となくその大砲を全日本ゴール目掛けて打ち込む。
無論森崎もそれらを続けてセービングしゴールを許さないが、彼の気力は無限でも体力は有限であった。
結果、後半すぐに森崎は途中交代――サブキーパーの若林が続いて出場するも、幻想郷はこれを攻略。
結局、反町のオータムドライブが決勝点となり、3−1で優勝を手にした。

反町一樹率いる幻想郷Jrユースは、こうして栄光を手にしたのである。


0ch BBS 2007-01-24