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【魔王の足音】幻想のポイズン55【天才の意地】


[96]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/11/13(日) 23:48:48 ID:???
こいし「ドゴちゃんだって……ドゴちゃんのタックルだってあの妖精に負けてないよ! ね、お姉ちゃん!」
さとり「……そうですね」
ピエール「(確かに……ドゴールのタックルは、あれにも決してひけはとらん。 だが、問題はそんな事ではない。
      あの7番(ヒューイ)……あの7番を明日、どうやって抜くか、それが問題だ)」

このヒューイのファインプレーを見て、沈黙から解き放たれた観客たちは口々にどよめき、歓声を上げる。
ウルグアイ戦、イタリア戦、そしてこのアルゼンチン戦。
全てにおいてコンスタントに活躍し、結果を残し続けているヒューイ。
その驚異、恐ろしさは、既にこの大会に参加をするチーム全てに知れ渡っていた。

ヒューイ「(やった〜、永遠亭の薬師止めれた〜。 これでレギュラーも安泰だよね?
      さてと〜、それじゃあこのボールはどっしよっかな〜?)」

そして、フィールドでほくほく顔のままボールを持ったヒューイは、周囲を見回ししばし思案をする。
永琳の突破を止められたとはいえ、まだここは自陣内。
手早くボールを手放さなければ、また奪い返されてしまう可能性もある。
だが、左を見れば既にパスカルはいつでもうどんげにプレスをかけられる位置まで戻ってしまっているし……。

ディアス「…………!」
反町「くっ……」
ディアス「そうそうやらせはしないぜ、9番!」

中央、センターライン付近でボールを待つ反町の元には、アルゼンチンキャプテン、ファン=ディアスが再びマークにつく。
永琳の指示した、万が一の緊急時の場合の布石が皮肉にも役立った形である。

ヒューイ「(ありゃりゃ……秋のお姉ちゃんもまだ上がりきれてないけれど……薬師いないしこっちが正解かな?)」
反町「(ヒューイ……どこにボールを出すべきか迷ってるみたいだな。 どうする、もう一度指示を飛ばしてみるか?)」


0ch BBS 2007-01-24