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【GK募集】ライ滝第十九話【簡単な仕事です】
[186]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA
:2011/11/23(水) 23:28:49 ID:???
実況「ゴール! 日向君の雷獣シュートが武蔵陣地を真っ二つに切り裂きました!
センターラインから放たれたにも関わらずネットを突き破る程の恐るべき威力です!」
BOOOOOOOOOOOOッ!!
日向がゴールを決めた瞬間、競技場は凄まじい怒号に包まれる。
日本の誇るヒールチーム東邦学園の面目躍如といった所であろうか。
そうして観客席にいるほとんどの者が日向へ向かってブーイングを浴びせる中、黙って試合を見つめる二人組がいた。
二人組は何処かのサッカー部員らしく、同じジャージに身を包んでいる。
と、その内の一人が口を開いた。
???「……決めたぜ、山波。俺は学校を辞める」
???「なっ!? 近藤、いきなりなにを言い出すんだ!?」
最初に口を開いた近藤という男の発言内容に、正に寝耳に水といった様子で山波と呼ばれた男が驚きの表情を浮かべる。
近藤「ここまでのプレイを見ていてわかっただろ。この先のサッカーはあの日向小次郎みたいにフィジカルが強い者が勝つ。
テクニシャンタイプが世界じゃ通用しないのはJrユースの大空翼の醜態を見れば明らかだったしな。
だから俺は実業団に入って徹底的にフィジカルを鍛え上げるつもりだ」
山波「それならわざわざ学校を中退しなくてもサッカー部でやれば良いじゃないか!」
近藤「……学校のクラブ活動程度じゃ二年後のワールドユースには到底間に合わせられない。
そもそもJrユースメンバーが持て囃されてる現状を覆すにはある程度の人生を捨てる覚悟がいるだろ」
山波「だからって……おい待て、近藤!」
近藤は山波の制止を聞かずに席を立ち、その場から去る前にグラウンド上の日向を一瞥する。
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0ch BBS 2007-01-24