【GK募集】ライ滝第十九話【簡単な仕事です】

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[545]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA ：2011/12/18(日) 18:17:41 ID:???

――その頃、光太郎は移動要塞内部の指令室らしき所で意識を失い倒れていた。
　その光太郎の周囲には四つの人影がある。
　内二人は先程モニターで滝達の様子を観察していた一つ目のロボットと妖艶な女。
　残る二人は額部に顔を模した装飾のついたヘルメットを被った男と、壁を這いまわる異形の男である。
　彼らはそれぞれ、
一つ目のロボットが『怪魔ロボット　機甲隊長ガテゾーン』
妖艶な女が『怪魔妖族　諜報参謀マリバロン』
ヘルメットを被った男が『怪魔獣人　海兵隊長ボスガン』
壁を這いまわる異形の男が『怪魔異生獣　牙隊長ゲドリアン』、と呼ばれていた。
　しばらく倒れていた光太郎を眺めていた四人だったが、やがてガテゾーンが口を開いた。

ガテゾーン「噂に名高い仮面ライダーBLACK、この程度だったとはな」

ボスガン「ジャーク将軍はなぜこんな男に会おうと言っているのだ？　それだけの価値があるとは思えんな」

マリバロン「あたしたちは仮面ライダーBLACKの全ての能力をコンピューターで分析したわ。
　　　　　　そしてこの男の変身機能を破壊する強力ビームを発明してそれを怪魔妖族スカル魔に与えた。
　　　　　　だからこの男があたしたちに太刀打ちできないのは当たり前よ。
　　　　　　……でも将軍には将軍のお考えがあるの、口を慎むことね！」

　容易く捕らえる事に成功した事で光太郎を軽んじる二人だったが、それを横からマリバロンが窘める。
　……と、そこで光太郎が意識を取り戻した。

光太郎「……ん、ここは……っ！？」

　目覚めた直後で状況を飲み込めない光太郎だったが、自分を取り囲む四人の姿を確認すると咄嗟に起き上がって身構える。

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0ch BBS 2007-01-24