※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

森崎ミニ劇場!


[724]お試しβな人:2011/12/31(土) 18:30:50 ID:75FRQ8fI
ショウゴ「ブッ!!!は、半年!?」

頻伽「凄い!半年でそんなに成長しちゃうの?」

紺子「当然じゃ。人間のように何時までも守られてばかりでは自然社会の中では生きてはいけぬからの。
特に我の場合は生まれながらに一族の長となることを運命付けられておったしな。
キツネ界では天才なのじゃぞ」

自慢げに全く無い胸を張るって答える。

ショウゴ(今の見た目がどう見ても10〜12歳程度だと思っていたから聞いてみたけど、
まさか、一歳未満とは……)
省26

[725]お試しβな人:2011/12/31(土) 18:31:50 ID:75FRQ8fI
〜〜〜

狐ヶ原より南へ半日ほど移動した先にある自然の要塞に囲まれた城、ボンモール。

早ければ日帰りだったはずのその旅も終わってしまえば一泊ニ日の旅であり、今日の
宿はここになりそうだった。

ショウゴ「じゃあ、ボンモールの大臣に報告に行くけどみんなもついてきますか?」

紺子「我も行く。主殿を信用していないわけではないが、まあ念のため」

頻伽「紺子ちゃんが行くなら私も連れて行ってください」
省24

[726]お試しβな人:2011/12/31(土) 18:33:57 ID:75FRQ8fI
紺子「そんなことよりもだ。そなたはドン・ガアデという人物を知っておるか?」

と、そんな和やかな雰囲気の中、僅かに緊張した面持ちのショートカットの少女がそう言葉を挟む。

大臣「ドン・ガアデさんですか?もちろん知ってますとも。エンドールとこのボンモールとの
間にかかる橋を作っていただいた人物ですから。…ところで貴方様は?」

確か依頼したときは1人だったはずだと思いながらそう尋ねる大臣。
省29

[727]お試しβな人:2011/12/31(土) 18:35:04 ID:75FRQ8fI
〜〜〜

ショウゴ「どうしたんですか、突然?」

城からの帰り道、体が硬質化したかのようにアンバランスにしか動かない紺子に話を聞く山森。

紺子「今朝方、狐と人間の間にも愛は芽生えるという話はしたよな?」

山森の方を見る事無く、顔をこわばらせながらそう呟く小さな狐娘。

ショウゴ「はい。狐の娘と大工が仲睦まじく暮らして……あ! ! !」

紺子「そのとおり。我は生まれてはおらぬ故、詳しいことは知らぬが、大人集がいっておった。 省15

[728]お試しβな人:2011/12/31(土) 18:36:04 ID:75FRQ8fI
ショウゴ(この広い世界、1人よりは2人の方がいいもんな。…俺の仲間は…俺は1人きりなのだろうか?)

不意に自分の境遇と彼女の境遇が重なる。見た目も種族も同じ人物は沢山いるが、
その中で自分と同じ世界から『落っこちてきた』人物というのは今まで見たことも聞いたことも無い。
そういう意味において自分も一人ぼっちなのでは?と旅愁にも似た感傷に陥ってしまう。

紺子「感謝するぞ主殿。主殿がこの地の大臣と親交があるとは奇跡じゃ。」
省23

[729]森崎名無しさん:2011/12/31(土) 18:43:12 ID:???
A
遊びに行けばいいんだし

[730]お試しβな人:2011/12/31(土) 18:57:18 ID:75FRQ8fI
A.当然全員別の部屋。

ショウゴ「折角別々の部屋を用意してくれたんだし、別々の部屋を取ろうか」

あっさりとそう結論付けする淡白な山森。

スコット「ふむ。まあそのシャイさも若さが合ってよろしいでしょう。では、荷物をおろして食事と
しましょう。あ、迦陵頻伽殿はそのお手製のザックを外さぬよう。それに翼を隠しておるのですからな」

紺子「どこかにきえさり草が売っておれば良いのじゃが。あと、我の才能から考えれば紺子である 省24

[731]森崎名無しさん:2011/12/31(土) 18:58:33 ID:???
草木も眠る時刻に→ スペード8


[732]お試しβな人:2011/12/31(土) 19:37:49 ID:75FRQ8fI
草木も眠る時刻に→スペード8

それ以外 当然何事も無く朝へ。

生真面目な人物である山森。1階の酒場兼食事所でスコットや紺子、それに迦陵と楽しい一時を
すごした後、ごく当たり前に自らの部屋へと戻り、そのまま…当たり前のように眠りにつく。

ちゃらーらーらーらーらっらーん。

そして朝。

紺子「………」

ショウゴ「紺子ちゃん、機嫌が……」

紺子「おぬしなど知らん!」
省13

[733]お試しβな人:2011/12/31(土) 19:38:53 ID:75FRQ8fI
紺子(興奮しておった我が愚かじゃった。まあ…じゃが、あやつにその気が無いのであればそれはそれで
良い。どうせ今は発情期ではないからな。これで今夜にでも我に言い寄ってみろ。蹴飛ばしてくれる!)

ぷんぷんと1人で勝手に怒っている紺子は生暖かい視線や、不思議そうにしている視線、
そしてわけがわからないよとばかりに困っている山森の視線をおかずに1人やけ食いするのだった。

〜〜〜

ショウゴ「じゃあ、懐も暖まったことだしエンドールに帰ろうか。予定より2日も遅れたから 省27


0ch BBS 2007-01-24