※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【天才と】キャプテン霧雨83【紙一重】


[436]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/11/30(水) 17:34:29 ID:???
初老の男「言ったと思うが、感情でプレイを左右することは許されん。
      個人的な感傷や思い込み、勝手な行動はチームのプレイを乱す。
      お前はゲームメイカーなのだ。そのお前が感情で試合をかき乱してはならない」

アル「………(くっ…)」

そんなことは、改めて言われずともわかっていた。
この試合も、ほとんどチームの方針のために滅私してプレイしていた。
…ただ、あのドリブル、そしてシュートは何と繕っても彼個人の暴走と言えた。
だからこそ、何も言わずただその静かな言葉に頭を下げるしかないのだ。

アル「………」

初老の男「それほどまでに戦いたいのか?プレイの影を重ねるまでに」

アル「!?い、いえ……そんなことは…」

男の言葉に、冷静な表情を崩し慌てるアル。
……これは重傷だな、と思いつつも初老の男は視線を上げ天井を見つめる。

初老の男「(……正直、今のあやつと戦わせる理由はないが…。
       偶然にも話が入った以上、機会は与えてみるか。
       …無論、そのためには奮戦してもらわなければならないがな。…あの烏合の衆に)」

あくまで戦えるかも、というレベルの話ではあるが…。
それで、この話にアルがやる気を出すならばそう悪い話でもない。

初老の男「(……と、なると。まずはあの男…いや。
       その保護者から先に話を付けるとしよう。そして、今すべきことは……)」


0ch BBS 2007-01-24