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【崩落のステージ】Another-C_9【 後篇 】


[188]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/05(月) 15:19:02 ID:???

イスラス(……)

アルシオンのサインは確実にイスラスの目に入っていた。
今から彼はドリブルでフィオレンティーナへと攻め上がらなければならない。
アルシオンがピッチにおけるもう一人の監督、コーチの代弁者である以上それは当然だ。
しかしそれでもイスラスには、そうする事が正しいのか疑問であった。

これまでジョアンが出してき指示や課題には、その奥に必ず何らかの意図があった。
そして『パスだけでボールを運べ』という指示の意図も、イスラスは理解していたつもりだった。
しかしそれと完全に相反する、先程アルシオンから受けた指示…。
彼は納得という物から取り残される場所に立っていた。

イスラス(……が…それが指示だと言うならば…) ザッ

それでもイスラスは立ち止まるような人種ではなかった。
迷いを強引に振り切り、目の前の成すべき事に向かって駆け抜ける男だった。

イスラス「……どんな矛盾だろうがっっ……!」

ズダダダダダダッ!!!!


ディッテンベルガ「なっ…!」

三杉「なにぃっ、ドリブルだって!?」

ジョアン「イ、イスラスッ!!!」 ガタッ

イスラスがその剛脚を開放した事で、多くの人間が目を疑う事となった。



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0ch BBS 2007-01-24