※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【崩落のステージ】Another-C_9【 後篇 】


[323]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/12/12(月) 18:39:22 ID:???

――――時は少し遡る。

三杉が頭を悩ませつつ控え室へと到着したのと同じ頃、カンピオーネの選手達も控え室へと戻ってきていた。
フィッツウォルタは試合中の急な指示変更について、アルシオンに問い質す心積もりでいた。
控え室に戻って、取り敢えず一息ついた後に・・・。

ガチャリ

フィッツウォルタは控え室の扉を開き、部屋の中を見て・・・思わず二度見返した。
カンピオーネの選手で先頭を歩いていたのはフィッツウォルタで、先程ハーフタイムになったばかり。
即ち控え室には誰も居ない筈なのだが・・・思いもよらぬ先客が中に控えていた。

ジョアン「戻ったか………。」

フィッツウォルタ「こ、コーチ…?」

控え室の先客は、カンピオーネの監督となる人物:ジョアン・ウェンガーだった。
いま現在において正式には監督就任して居らず、厳密にはこの控え室に入ってはならない人間。
しかしその事に対して何かを言おうとする者は居なかった。

フィッツウォルタ(コーチが来た、という事は…)

どういうつもりでこの控え室に現れたのかと、直後はその疑問に驚いたが…
フィオッウォルタはすぐに事態を把握した。 即ちアルシオンの指示はコーチの物ではなかったのだと。
そして自分が糾弾する必要もなく、今から戦術修正が行われるのだと。



名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24