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【崩落のステージ】Another-C_9【 後篇 】
[387]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/12/14(水) 16:38:20 ID:???
三杉「なんだかミハエルは順調に回復している気がしてきた。 フッ、僕も負けてられないな。」
色々とやり切れないほどに追い詰められている三杉・・・
ハーフタイム中、必死になって考えたが戦術変更の余地はなかった。
最後の最後に思いついたフォーメーションの最適化も、実際どれほどの効果があるか判らない。
そんな状況だけれども・・・三杉は広い目でフィールドを見渡す事が出来た。
彼の心はまだ前を向いていた。
ピィイイイイイイイイイイイイイイイ!!
ヤベッチュ「さあいよいよ後半のキックオフですよぉ! カンピオーネボールから始まりますけどもぉ。
おおっと、オルミーガはんからキャプテンにボールが出されるようでんな。」
キックオフのボールはオルミーガからアルシオンへ出された。
イスラスに代えて投入された得体の知れない選手(オルミーガ)、そして実力の底が見えぬアルシオン。
いずれも量れていない為、フィオレンティーナ側は警戒のアンテナを強めて様子を窺う。
前半の通りならばドリブルでやって来る筈と、フィオの選手達はラインを上げようと動き始める。
ブンナークと新田も作戦通り、後方との連動の為に距離を窺っていたが・・・
ナムリス(ドリブルを警戒しすぎだな・・・悪手だよ、フィオレンティーナ。)
ブワアァァァァァァッ
三杉「えっ!?」
アルシオンの初動はドリブルの為にボールを前に押したのではなかった。
彼は大きく、高く脚を振り上げていたのだ。
フィオレンティーナは全く予想しなかった・・・シュート≠ニいうバカバカしい悪手など。
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0ch BBS 2007-01-24