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【崩落のステージ】Another-C_9【 後篇 】
[700]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2012/01/11(水) 16:50:53 ID:???
勝ちの目とは言わないが、引き分けに持ち込む程度は可能と三杉は判断した。
怖じる事なくアルシオンに向けて距離を詰めて行く。
『焦ってはいけない、簡単に足を出してはいけない、迂闊に動いたら裏を取られる・・・』
三杉は闘志を燃やしつつも、最初から最後まで頭の中はクールであった。
アルシオンは真逆―――。
アルシオン(意思を交わす? ハッ、笑わせるなっ! 人と人がそう簡単に解り合えるか!
隣人ですら憎しみ殺し合う、それがヒト≠ネんだ! 違うかっ!?)
三杉「(!! 水のようだったアルシオンの動きが急に硬く!?)・・・これならっ!」
ダダダダッ
ダダッ ザシュッ!!!
一瞬の交錯が二人の間で行われた。
セオリーに外れる程に仲間の力を借り、その絆に頼った少年と・・・
セオリーを無視し、誰も・・・師すらも信じず、一人の力だけで敵を組み伏せようとした少年。
これはサッカーの勝負以上に、彼等の思想の勝負だったのかも知れない。
イスラス「アルシオンからボールを奪うか・・・!」
他とは違う速度域に棲む男が、誰よりも早くそれを見切った。
交差の後にボールを保持していたのは三杉の方だった。
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