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【崩落のステージ】Another-C_9【 後篇 】


[717]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/12(木) 18:22:59 ID:???

クスタ・フィッツウォルタ「うr ナムリス「うろたえるな、皆!」

しかし鼓舞の言葉は彼等の声に先んじて出された。
言葉を発したのは誰でもない、ナムリス・ユブンタイその人だった。
クスタ達は驚くと同時に、ユブンタイが対処方法を正しく判断している物と安堵も抱いた。
それこそが彼等のミステイクであった。

ナムリス「こんなパスはボクが軽く止めて見せる、ゆっくり見物していってね!」 ダァッ

クスタ・フィッツウォルタ(!?) ガビビーン

なんとナムリスは不用意にフィオレンティーナのパスワークへと飛び込んでいくではないか。
確かに彼のインターセプト能力は誇っても問題ないレベルであるが・・・
問題はここぞ≠ニいう転機となる場面で使えるかどうかであった。
彼はラストパスをカット、或いはラストパサーへの供給をカットするべく動くべきであったのだ。

ダラピ・新田(フェイクのムービングっと・・・) シュタタタ

ナムリス(フン・・・速いパス回しのつもりだろうが、オレにとってはトロくて眠たいくらいなんだよっ!)

バンビーノ「・・・」 ポン
レントゥルス「・・・」 ポン

ナムリス「タコス!」

ムービングでデコイに動く者が複数存在し、無限に生まれては消えてゆくパスコース・・・
当然の結果であるが、渦中に飛び込んでいったナムリスには為す術が無かった。



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0ch BBS 2007-01-24