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【崩落のステージ】Another-C_9【 後篇 】
[814]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2012/01/16(月) 19:14:02 ID:???
> いつかは起きなきゃいけないよね→ ダイヤ3
> 《ダイヤ》 自分の意思で起き上がった。
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力を抜いて再び目を瞑った。
眠りの世界へ逃避しようとする行為・・・しかし、それは不可能だった。
自分達がカンピオーネに打ちのめされる光景が目に浮かんで消えないのである。
三杉「クソッ!」 ガバッ
今度は一気に、布団ごと上半身を起こす。
胸はムカムカし、腹立たしい気分が湧いて来ていた。
・・・同時に不安感が首や肩の辺りに纏わりついてくる。
だが不安や怒りを覚えるという事は、既に無気力状態から脱しつつある良傾向。
ともかくとして、いつの間にか三杉はスッカリ目が醒めてしまっていた。
三杉(逃避すら満足に出来ないのか、僕は。)
実情とは裏腹に、簡単な事も思うようにいかない現状を情けない顔で悔しがる三杉。
だがこのまま負の感情に押し潰されても敵わないと考え・・・
三杉はちゃんと起きる事に決めたのだった。
ガチャリ
「起きてきたな?」「おはよう三杉。」「待っていたぞ。」
どうやら食堂には先客がいたようで、ドアを開くや否や声が飛んできた。
やや驚いて視線を上げると、そこには中山とバンビーノ・・・更には他の選手達の姿があった。
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0ch BBS 2007-01-24