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【崩落のステージ】Another-C_9【 後篇 】
[821]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2012/01/16(月) 20:19:06 ID:???
> D 待っていた・・・という事は、何か話があるのかい?
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うっかり聞き逃してしまいそうだったが、その耳にはシッカリ入っていた。
三杉は首を動かして、先程『待っていた』と自分に向けて口にした彼の方を向く。
三杉「バンビーノ、待っていた・・・という事は、何か話があるのかい?」
バンビーノ「ああ、オレだけではなく・・・な。」 チラッ
三杉「・・・・・・?」
バンビーノは開いているのか判らない細い目で中山に目配せをした。
中山もそれに対して軽く頷く。
この二人が一緒になって、一体何の話をするのだろうかと首を傾げるが・・・
中山「今日、日本への飛行機に乗ろうと思う。」
三杉「えっ?」
バンビーノ「オレも午後には寮を出るつもりだ。 最後に挨拶をしておきたかった。」
三杉「バンビーノも・・・?」
文字通り寝耳に水な話に驚きを禁じ得なかった。
だがよくよく考えれば、この二人が来月にはこの寮を出ているのは決まっていた事だった。
彼等はチームから放出される(契約を辞退した)身であるからだ。
今日フィレンツェの地を発つのも、それが2日3日早まるだけの話に過ぎない。
だが・・・三杉は一応それを尋ねる。
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0ch BBS 2007-01-24