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【崩落のステージ】Another-C_9【 後篇 】


[835]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/17(火) 15:51:27 ID:???

バンビーノ「まっ、長距離移動があるからな。 結局は味わう事にはなるのだが・・・
       だったらせめて、1秒でも早く次のステージへと歩む努力をしたいんだ。」

中山「そういう事だ。 ・・・折角誘ってくれたのに申し訳ない。」

三杉「いや・・・謝ることは無いさ、その気持ちは凄く理解できる。
    僕達は一敗地にまみれたばかりで、これから立ち直っていかなきゃいけない身なんだ。
    ・・・うん、そういう事ならば過剰な見送りも止めておくとしよう。」

バンビーノ「助かる・・・。」

互いに納得し合い、微妙な笑みを交わした。
実感が湧いて来ないが、これが丸二年間寝食を共にした彼等との別れなのだ。
そして次に会う時は、恐らく敵としてまみえる事になる。

敵になる彼等に対し、三杉は不思議とエールを送りたい気持ちになっており・・・
自然と右手を彼等に向けて差し出していた。

三杉「次に会う時は・・・勝負になるな。」

中山「悪いけど、どちらと会っても負ける気はないぜ?」

バンビーノ「ふふっ、こっちのセリフだ。」

握った手から勇気が伝わってきた気がした。
100の言葉も必要なかったのだ、彼等との別れには。
こうして握った手の熱、そして表情に全てが込められていたのだ。

三杉(バンビーノ、中山・・・今日までありがとう。 ライバルとして会う日を楽しみにしているよ。)



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