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【崩落のステージ】Another-C_9【 後篇 】


[933]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/23(月) 16:33:07 ID:???

ピィィィィィィィィィ!

チャーリー「決まったあぁぁぁっ! アモロくん、ノートラップキャノンを防いだと思いましたが…
       直後にルブランくんが捻じ込み! シャンゼリゼが1点を返しました!!」

ノーマークで撃たれたダイレクトでのキャノンシュート。
不利な状態で弾き、喜んだのも束の間…捻じ込まれて1点である。
もっと大きく、または仲間の居る方向を狙って弾いていれば、この失点はなかった。
アモロは拳を地に叩きつけて悔しがった。

(あー…まーこの辺の詰めの甘さはある意味オレらしいとも言える…
  ま、犬も居ねえし仕方ねえよ、ドンマイドンマイ。)

アモロ「何だよ! 誰だよさっきから!」

思わず怒鳴ったアモロに、寄って来ていたギルバートが慄いた。

ギルバート「す、済まないアモロ…! レントンのチェックにと、迂闊に前に出過ぎた…」

アモロ「あ、いや、違うんだ…。 失点はオレのせいだよ、ギルバート達は思い切って守ってね。」

ギルバート「助かるよ…頼りにしているぜアモロ。」

アモロ「うん。」

今回の失点は明らかにDFのミスなのだが、アモロはそれを追求せずに自責点へカウントする。
そんなアモロに対し、ギルバートは信頼と甘えを示して元の位置へと帰っていった。


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