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【崩落のステージ】Another-C_9【 後篇 】


[966]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/01/25(水) 15:20:00 ID:???

<ボルドー・ピエール邸>

フランシス「…って感じみたいだぜ?」

ピエール「3−2、しかしナポレオンの得点は1つ……か。 なるほど。」

フランシスはピエールに決勝の最終スコア、そしてナポレオンのゴール数を伝えていた。
彼等は試合結果について重要視していなかったが、それでもこれは満足出来る物だった。
要はピエールもフランシスも居ないボルドーに対し、ナポレオンが苦戦すれば良かったのだ。
ナポレオンとしては、ピエール抜きのボルドーなど雑魚の集まりの筈だったのだろうから。

フランシス「流石にナポちゃんも現状の拙さを実感したんじゃない?」

ピエール「恐らくな…これでナポレオンも、強くなる為に形振り構わなくなるだろう。
      海外の強豪への留学…プレミアへのレンタル移籍も今ならば飛び付く筈だ。」

フランシス「ふん〜ん……それでもアイツが今までと違うプレイスタイルに目を向けるとは、
       オレには到底思えないんだけどねぇ。」

ピエール「その可能性もある…。 だが、環境が変われば自分のプレイも見直さざるを得ない。
      お前だってそうだった筈だぞ、フランシス。」

フランシス「まあ……否定しないよ。」

ピエール「それにプレミアにはアルバート・シンプソンが居る。
      ナポレオンのヤツならば・・・シンプソンのパスに何か感じる物がある筈だ。」

フランシス「……だと好いけどな。」


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