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【崩落のステージ】Another-C_9【 後篇 】
[971]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2012/01/25(水) 20:15:03 ID:???
> A フランシス「先にエルの話を聞かせて貰おうかな。」
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フランシス「そんじゃ、先にエルの話を聞かせて貰おうかねえ。
…実際のとこ、どうなのよ? バイエルンのトップの練習は?」
興味津津、フランシスは身を乗り出しながらピエールに質問する。
自分のレンタル移籍先がユースクラスなのに対し、この紳士はトップチームである。
レベルの高さ、練習の内容、待遇…全てに興味を抱かない筈が無かった。
そんなフランシスの様子に若干引きつつ、ピエールは苦笑を湛えて話し始めた。
ピエール「言うまでもなくレベルは高いな・・・。
お家芸とは言え、あのレベルでの2ストッパー+1リベロはなかなか無い。
それからポジションの流動性、マンツーマンディフェンスでの柔軟さにも目を瞠る。」
フランシス「その辺りはどうしても必要・・・だよな?」
ピエール「ああ・・・オレ達の戦い方はあくまで固有の物、レ・ブルーのシステムだ。
・・・だが、そこには攻守の繋ぎや緊急時の対処におけるノウハウが無い。
我がレ・ブルーが本気で勝ちに向かうならば、ドイツの粘り強さに倣うのは必然だ。」
フランシス「なるほどなぁ・・・ユースの方は何だかんだで個人技に偏ってるのが実情なんだが・・・
どうやらトップはその辺が違うみたいね、一番の肝心要だってのに。」
ピエール「そうか・・・ならば尚の事、オレがトップの練習に参加させて貰えているのは幸運だな。」
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0ch BBS 2007-01-24