【表面化する】森崎の聖戦１２【格差】

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【表面化する】森崎の聖戦１２【格差】

[904]森崎の聖戦 ◆VxJipbIygc ：2012/03/31(土) 18:04:09 ID:???
アーダンの脳裏に、戦場の光景が再生される。
馬に乗り、剣を振るい、槍を繰り出す。それは自分ではなく…

アーダン「あいつら、か」

二人の経験が、アーダンに流れ込む。

目を開いたアーダン。
その身体にわずかではあるが、二人の息遣いを感じる。

アーダン「コルツ殿、頼みがある。シグルド様のもとへ、増援に向かって頂きたい」

コルツ「なんだと？　シグルド様の部隊には十分な人数が居るはずだが？」

アーダン「…うまく言えねえです。だが間違いなく、苦戦しているはず。助けに行ってもらえませんか…？」

コルツ「ふむ。戦局の推移から判断して、この城が今後襲われる可能性はゼロに近い。
　　　向かう先はともかく、留守居を前線投入するのはありだが…アーダン、お前一人で大丈夫か？」

アーダン「任せてください…！」

コルツ「わかった。今すぐに向かうとしよう。しかしハイラインまではかなり距離がある…どれだけかかるのやら」

※コルツがシグルド隊に向かいます。　距離があるので、すぐに到着できる可能性は低いです。

前次写

0ch BBS 2007-01-24