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11人の戦士たち
[115]佐野の人 ◆0RbUzIT0To
:2011/12/11(日) 01:38:09 ID:???
先にお手伝いをしないと宣言をした水銀燈を見て、しばらくすれば自分から率先してやりに来ると言った霊夢。
当時は何の事かさっぱりわからなかったが、しかし、佐野はここにきてやっと霊夢の真意に気づいた。
つまり、霊夢は家事なりなんなりを手伝わなければ飯も何も与えないと言っているのである。
確かに何もしない者に何かを与える必要というものは存在せず、霊夢の言葉は至極真っ当。
反論の余地すら残らないものなのだが……。
水銀燈「それじゃあこの犬っコロはどうなるの! こいつだって何もしてないんでしょうが!!」
クーガー「……己を動物と同格に扱ってもらいたいのかい?」
水銀燈「っ!!」
これに水銀燈はブースターを指さしながら反論をするが、すぐにクーガーの冷たい言葉で窘められた。
普段は冷静で余裕を持っているように見える水銀燈も、一度頭が熱くなれば周りを見えなくなる激情家となる。
その為にブースターを引き合いに出したのだが……クーガーの言う通り、それは本来なら彼女のプライドが許さない行為であった。
アイビス「……それにブースターはブースターで料理を手伝ってくれたよ」
カイン「ほう、何をしたんだ」
アイビス「……この子、火を口から吹けるみたいなんだ。 それで薪を燃やして、火を起こしてくれたんだよ」
佐野「ひ、火を噴いたァ!? ……お前そんな事出来るのかよ!?」
ブースター「?」
幻想郷の文化レベルは低く、火を起こすのもひと手間……。
それをブースターが薪に火を吹き、あっさりと料理が出来る状態に持っていったのだという。
やはりこれは自分たちが知る犬とか猫の動物の類ではないと佐野は改めて思い、まじまじとブースターを見つめ。
ブースターはようやく猫まんまから視線を外し、自身に視線が集まっているのを不思議に思うように首を傾げる。
佐野「(うーむ、火を吹く犬かぁ……。 ……うっかりくしゃみと一緒に出たりしたら火事とかにならないんだろうか? 不安だ。
まあ多分大丈夫……と思おう。 ……それはそれとして、どうするかなぁ? 水銀燈このままだと泣いちゃわないだろうか?)」
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0ch BBS 2007-01-24