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11人の戦士たち


[168]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/12(月) 23:37:51 ID:???
>E.「結構うまいな。 お前、運動神経はいいのか」 ダークドリームの動きの良さを指摘してみる
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ダークドリーム「そうかな?」
佐野「まあ……まだサッカーとしての動きが出来てるって訳じゃないけどな」

実際、今のダークドリームがやっているのはただ壁に向かってボールを蹴っているだけである。
フォームもバラバラで正にサッカード素人のやっているただの弾蹴りに他ならないのだが……。
よくよく見ていれば思い切り踏み込んでからボールを蹴るそれは威力だけなら佐野以上であり。
ちゃんとフォームを矯正し、精度を保てるようにすれば佐野と同程度のシュート力を持てる可能性がある。
跳ね返ってきたボールへの反応もいいし、運動神経は良さそうだ。

ダークドリーム「自分じゃよくわからないよ……こういう事するの、初めてだし」
佐野「? 学校の体育の時間とかでしなかったか? サッカーじゃなくても球技とか……。
   女子はしねーのかな、こういうの……」
ダークドリーム「学校も行った事ないよ……」
佐野「(……カインさんやレイさんみたいに古い時代や異世界から来たとかか?
    いや、でも学校という存在の知識は知ってるみたいだなぁ。 わからん……)」

考えてみれば考えてみる程、このダークドリームという少女は不思議である。
名前からして他の者とは違うし、纏う雰囲気にしても普通の人間とは何かが微妙に異なるように思える。
一体何者なのだろうかと首を傾げる中、ダークドリームは小さく悲しげにため息を吐いた後。
蹴っていたボールを手に持ち、佐野に視線をくれずに家の中へと戻ってゆこうとする。

佐野「あれ? もうやめるのか?」
ダークドリーム「うん……。 ……あんまり、楽しくないし」

サッカーというものの存在を聞いた当初は、それがどんなものなのか興味を示し、楽しいものなのかとワクワクしていたダークドリーム。
しかし、しばらくボールを蹴っても彼女にとっては全然楽しくは無く、失意に陥った顔で佐野にそう呟くのだが……。


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0ch BBS 2007-01-24