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11人の戦士たち
[228]佐野の人 ◆0RbUzIT0To
:2011/12/14(水) 01:01:22 ID:???
>★かなりめんどくさいアイビスさん→ ダイヤA =アイビス「そっ、そんな事……無いよ!」 そっぽを向いて否定した。でも顔真っ赤。★
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佐野「(お?)」
それは佐野にとっては少しだけ予想外な反応だった。
アイビスを落ち着ける為に言いはしたものの、精々反発をされず嫌味を言われれば上出来。
最悪ならば逆に怒らせ、ヒートアップさせてしまう可能性というのもあっただろうと考えていたのである。
だが、アイビスはといえば佐野に優しさを褒められるとそっぽを向いて否定をしたが……。
その横顔は目に見えて真っ赤に染まっており、どう考えても照れているようにしか見えなかった。
佐野「(こりゃまた意外。 ……こういう褒められるとかに慣れてないのか?)」
佐野のアイビスに対する第一印象はといえば、とかく人と関わる事を避ける一匹狼のような女性というもの。
その第一印象は、この反応を見ても消えるという事はなかったが……。
しかし、少しだけアイビスに対する認識というものが変わったのも事実である。
佐野「(そうだなぁ、確かに狼っていうよりは犬って感じだし……。 ……でも人懐っこい感じでもないんだよなぁ。
うーん、まだまだこの人もわからん。 まあ出会って1日しか経ってないんだしそれが当然なんだが)」
アイビス「(……私が、優しい? ……そんな事、無い。 そうだよ、私は……そんな奴じゃない……!)」
その後、落ち着いたアイビスは先ほどまでの照れた真っ赤な顔からいつもの無愛想なそれ――。
否、むしろいつもよりも少しだけ悲しみにくれた顔へと戻り。
これを見て佐野は幾らか疑問に持つのだが、特に何も起こらずそのまま掃除は終了した。
相変わらずアイビスが佐野を見る目は冷たく、佐野が話を振らなければ口を開かなかったのだが……。
それでもほんの少しだけ、両者の間の距離は掃除を始める前よりも縮まっていたのだった。
※アイビスと仲良くなりました。
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0ch BBS 2007-01-24