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11人の戦士たち
[291]佐野の人 ◆0RbUzIT0To
:2011/12/16(金) 01:50:58 ID:???
この幻想郷に来て1日目、霊夢から説明があった「妖怪」と呼ばれるものの存在。
それはカインのいた世界における魔物のような存在に近い、人間を襲うものだった。
それに対する手段として、カインの中では当然ながらこの槍を持って戦うというものしか考えしかなく。
だが、これに霊夢は異を唱える。
霊夢「この幻想郷には弾幕ごっこっていう決闘法があるのよ」
カイン「弾幕……ごっこ?」
霊夢「正式にはスペルカードルールっていうんだけどね。
ま、要するに殺したり殺されたりをやめましょう。 弱い妖怪と強い妖怪の間にある格差をなるべく埋めましょう。
っていう考えから生み出されたものなの。 で、これが幻想郷じゃ結構流行ってるのよ」
スペルカードルール――幻想郷を語る上では外せない、幻想郷独特の決闘法である。
詳しく説明をすると長くなる為に要所だけを語るなら。
決闘者は互いにカードを持ち合い、その時々に応じて枚数を選択しカードの数だけ攻撃をする。
その攻撃を防ぎ、相手にどれだけ攻撃を当てる事が出来るかを競うのがスペルカードルールである。
カイン「……その弾幕というのは、話を聞いている限りだと魔法のようなものなのだろう? 俺には使えん……」
霊夢「別に弾幕を撃てなくても問題ないっちゃ問題ないわよ。 武器を使ってスペル宣言する奴もいるし。 肉弾戦主体の奴だっているしね。
まあどっちにしろ、この幻想郷で会う大体の妖怪ってのはそういうスペルカードを持った奴ばっかだと思うから……。
普通の戦闘なんかはちょっと意味ないかもね」
カイン「むぅ……」
これを聞いて、カインは少しだけ表情を曇らせた。
魔物とは倒すべきものという考えがあるカインの中では、どうしてもルールを守って妖怪と戦わなければならないという理屈に……。
理解は示せても、納得をする事が出来ない。
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0ch BBS 2007-01-24