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11人の戦士たち
[295]佐野の人 ◆0RbUzIT0To
:2011/12/16(金) 01:55:36 ID:???
その後、掃除を終えた佐野は夕食の時間になると居間に現れ全員が食卓につくのを待った。
一同の様子を見ていると、しっかり水銀燈も配膳などの手伝いをしており。
これには佐野も良かった良かったとうんうんうなずき笑みを見せる。
そして、そんな佐野と対照的に表情が芳しくないのは今日、外に情報収集に出かけた者たち。
どうやら成果はあまり上がらなかったそうだが……まだ情報収集を始めて1日目。
そう簡単に出るものでもないだろうと、彼らは彼らで互いを慰め合っていた。
それからしばらくして全ての料理が出され、佐野達は全員揃っていただきますの号令をしてから食事を開始する。
佐野「ん……そういや霊夢ちゃん、今日、試合の申し込みに行ったんだよな?」
霊夢「ええ、そうよ」
佐野「なんてぇチームなんだ?」
霊夢「『1ボスチーム』よ」
佐野「い……1ボス?」
霊夢「1ボス」
食事中、佐野が気になったのは……やはり1週間後に試合を組むと言っていた霊夢が、どのようなチームと試合を組んだのかという事。
それについて霊夢は口の中のものを飲み込んでから返答するのだが……。
そのチームの奇妙とも珍妙と言える名前に、思わず佐野は聞き返してしまう。
佐野「……1ボスてどういう事なの。 なんのゲームなの……」
剣崎「なんだかふざけた名前だな」
霊夢「でもこれから先戦うチームも似たようなのばっかよ?」
律子「……どうしてそんな名前なの? 何か理由でもあるんでしょう?」
霊夢「基本的にこの幻想郷のサッカーチームってね、似た実力者ばかりで固められてる所があるのよ。
で、その中で1番弱いから1ボスチーム。 簡単でしょ?」
ユーノ「(そのチームの人たちはそれで納得してるんだろうか?)」
霊夢の説明を聞いても尚も納得できない佐野達ではあったが、まあ、あまり名前にばかり注視をしても仕方ないだろうと意識を改める。
佐野「(そうだ、名前は……気にはなるけれど、今はとりあえず置いておこう。 それより、今、気にするべき事は……)」
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0ch BBS 2007-01-24