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11人の戦士たち


[29]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/08(木) 23:04:25 ID:???
佐野「へー、ユーノくんは図書館の司書やってんのか〜」
ユーノ「(図書館と言うと少し語弊はあるけど……別に訂正はしなくていいかな)
    うん、元々調べものや発掘とかは昔からやってて得意だったからね」
佐野「(19歳で公務員として働いてんのか……道理でしっかりしてる筈だぜ)」

道中、変に沈黙をしてただ歩くだけというのも気まずいもの。
ただ迷った為に出会った縁(少なくとも佐野はそう認識をしていた)とはいえ、袖擦り合うも他生の縁である。
そう考えた佐野は積極的にユーノに声をかけ、互いに簡単な自己紹介をした。
その中で、佐野よりも長身でずっと大人びているように見えたユーノは、実は佐野と1歳しか違わない19歳である事が発覚し。
佐野はそれならそこまで畏まった話し方をするのも変かと考え、ある程度砕けた口調になる。

ユーノ「佐野君は仕事は?」
佐野「いやいやいや、俺はまだ学生だよ。 卒業後も大学に進学するつもりだし」
ユーノ「あ、そっか……。 大学でどんな勉強する、とか考えてるの?」
佐野「いやー、そこら辺は結構適当かな〜。 どっちかってーとサッカーする為に大学行くようなもんだし」
ユーノ「さっかあ?」
佐野「え? 何? サッカー知らないのか?」

そして会話がサッカーの事に及ぶと、ユーノはきょとんとした顔でオウム返し。
まるでサッカーの事を知らないかのような口ぶりに、逆に佐野がびっくりしたような表情で問いかけると。
ユーノはこくり、と素直にうなずいた。
まだサッカーがマイナースポーツである日本でも、一般層にはそれなりにどのようなスポーツか認知はされている。
外国人――少なくとも日本よりサッカーが盛んであろう欧米人に見えるユーノがサッカーを知らないとは思えず。
佐野はやはりユーノの事を空を飛ぶ事といい奇怪な人間だなと判断をする。


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0ch BBS 2007-01-24