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11人の戦士たち


[30]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/08(木) 23:05:42 ID:???
佐野「ユーノくんってどこの国出身なんだ? そのブロンドといい、欧米人にしか見えないんだが……。
   あ、もしかしてアメリカとか? アメリカって日本よりサッカーが人気無いって言うし……」
ユーノ「ああ、いや、僕は……(……うぅん、あまり干渉をするのはよくないかもしれないけれど……。
    この世界から出るには、ある程度僕の素性も話しておいた方がいいのかな……?
    これまでにも魔法の存在とか話しちゃってるし、今から現地人に会おうとしてるんだし……形振り構ってられないか……)」

ユーノの出身国はどこなのかと問いかけると、ユーノはしどろもどろになりながら高速で脳内を回転させる。
その間にも2人の足は一歩一歩着実に階段を上り、やがて頂上に到達するのだが……。

ブルルルルルルゥゥゥゥゥウウウウウウウウウウウウウウウウウンッ!! ドガガガガガガガガガガガガガ〜ッ!!

佐野「げっ!?」
ユーノ「!? 危ない!」

その時、不意に2人の背後――つまり階段の下段の方から聞こえてきたのは唸るエンジンの轟音。
そして、何かがガタガタと石階段を豪快な音を立てて上ってくる音である。
驚いた2人は反射的にそちらを振り向き、同時に我が目を疑った。
そこにはなんと石階段を超高速で上ってくるという非常識的な動きを見せる禍々しい程の紫色をした車があるではないか。
佐野は持ち前のすばしっこさで進路上から離れ、ユーノもまた飛んで回避をする。

ギュギュギュギュギュギュギュギュギュギュギュウウウウウウンッ!! キキィィィィイイイイイイイッ!!

ピタッ

頂上に辿り着いたその車は、急ブレーキを踏んだ事によるスリップの音をこれまた豪快に立て。
急にブレーキを踏まれた車は横に滑りながらピタリと止まる。
思わず呆気に取られる佐野とユーノが一体何事かとその車を見守る中……。

ガチャリ


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0ch BBS 2007-01-24