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11人の戦士たち


[368]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/17(土) 02:29:39 ID:???
3日目

明けて3日目、この幻想郷に来て初めてのサッカーに触れられる日とあって、佐野は誰より早く飛び起き朝の支度に取り掛かった。
普段は不真面目に見える佐野も、それでもことサッカーにかける情熱は誰にも負けないつもりである。
誰よりも早く準備をし、サッカーをしたいと思う気持ちも当然の事であろう。
この佐野の行動には、一同も驚き……また、クーガーは自分が一番の早起きで無かった事にショックを受けていたのだが。
それはそれとして、食事を終えたイレギュラーズメンバーは早速神社の裏側にある練習場へと移動をする。

佐野「おお、意外に広いな。 11人で練習するくらいなら十分すぎるぜ。
   ……えーと、それでこれからどうするかだが……サッカー知らない奴もいるんだよなぁ」
霊夢「昨日の内に簡単には説明しておいたわ。 後はまぁ……やってりゃ覚えるでしょ」
佐野「適当だなオイ」

割かし広い練習場を見て佐野は感嘆の息を吐きつつ、さてどうしたものかと一同を見て考える。
サッカーに関する知識がある律子に剣崎、クーガーは問題ないとして……。
あまりサッカーに詳しくないアイビス、そしてそもそもサッカーの存在自体を知らない他の面々。
彼らにはまずサッカーというものそのものを教えなければ、練習もへったくれもないと考えるのだが……。
霊夢は事前にある程度、サッカーとはどういうものかという事を説明していたらしく。
やっている内に覚えてくるだろう、と楽観的に見ている。

水銀燈「要はその球っころをあっちの口あけた所に放り込めばいいんでしょう? 簡単よ簡単」
レイ「で、手をつかっちゃいかなかったんだね。 任せときな、脚技には自信がある」
佐野「うーん、不安だ……不安だが……。 ……まぁ、とりあえずはやってみるしかないか。
   確かに習うより慣れろでいった方がよさそうだし……」
ブースター「キュ?」
佐野「そもそもブースターとか、教える事が出来るかどうかすら疑問だし……」

ちゃんと理解しているのかしていないのか微妙な言葉を吐く水銀燈とレイに、思わず佐野は不安を覚えるが……。
とはいえ、試合まで時間が無い今は、確かに霊夢の言うように体にルールを覚えさせるのが先決かと判断した。


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0ch BBS 2007-01-24